片山貴夫のブログ

岡山から発信します。

佐藤優を使い続ける「週刊金曜日」の退廃(4)

 佐藤優のような人物がいること自体は、最近になって始まったことではありませんが、彼のような人材をリベラル派が重用するようになったということ、これは(警戒すべき)時代の兆候として、多くの人間が気づく必要があります。
 もちろん、問題は『金曜日』に限りません。特に、佐藤優を積極的に使い続けている『世界』(岩波書店)の責任も非常に大きいでしょう。
 「世論の多数もそうなんだから、北朝鮮に対してならば戦争を肯定する発言も許容範囲だろう」と考え、一片の反省もしないばかりか、居直り続ける「護憲派・リベラル派」の雑誌、『週刊金曜日』。
 これは、日本の「リベラル」自体が危険な方向に変質しつつある徴(しるし)であると思うのです。
 佐藤優のような戦争国家体制側の人物が、リベラル派・護憲派によって、「国策捜査に狙われた」犠牲者としてキャンペーンされていることのいかがわしさに、多くの人間が気づく必要があると思います。


  1. 2007/05/31(木) 23:48:40|
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佐藤優を使い続ける「週刊金曜日」の退廃(3)

 週刊金曜日は、知らない間に、とんでもないほど腐敗が進行しています。
 佐藤は金曜日に「佐藤優の飛耳長目」なる連載を月1回で持っています。
 金曜日編集部は佐藤優が極右であることを承知の上で使い続けているのです。
 佐藤優が、米議会「慰安婦」決議案を「事実誤認に基づく反日キャンペーン」という人物であることを承知の上で入れ込んでいるのです。

http://www.business-i.jp/news/sato-page/rasputin/200703290005o.nwc
「現在、アメリカ議会で慰安婦決議が問題になっているが、事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢で反論することは当然のことだ。」(FujiSankei Business i.<地球を斬る>2007年3月29日「安倍政権の歴史認識」 )

 私は3月29日、佐藤がそう述べていることを指摘するメールを北村肇編集長に送ったのですが、本日に至るまで返信は来ていませんし、佐藤優の連載も続けています。
 佐藤はまた、以下のような提案もしています。

http://www.business-i.jp/news/sato-page/rasputin/200703150012o.nwc
「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本とロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立が日清戦争、日露戦争を引き起こした。もし、日本とロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮をにらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージを金正日に送るのだ。」(FujiSankei Business i.<地球を斬る>2007年3月15日「6カ国協議の真実とは 」 )

 「日露戦争のときのようにお前ら・朝鮮を再び植民地、戦場にしてやることだってできるんだぞ!」と叫ぶ佐藤優。朝鮮植民地化に対する一片の悔悟もない帝国主義者そのものの発言です。

 本多勝一さん!、今のあなたに大江健三郎さんを非難する道義的資格があるのか!

 ファシズムの罪科の歴史を知る国で「極右に甘いリベラル」というのは、それ自体形容矛盾です。
 これだけあからさまな極右国家主義者をリベラル・左派が使っていることに対し、リベラル・左派の側からほとんど批判が出ていないことは異常な状況です。「自分は佐藤優には賛成していないけれど、あんなくだらないものを相手にしないほうがよい」と考えず、改憲ファシズムと闘う陣営すべての問題として「佐藤優バブル」を批判するときです。


  1. 2007/05/31(木) 00:30:41|
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