片山貴夫のブログ

岡山から発信します。

仙台市当局の排外主義をはねかえす

 当然のこととはいえ、仙台地裁が、金剛山歌劇団への会場使用取り消し処分を認めない決定をしました。
 仙台市に抗議をしてくださったみなさまに感謝をいたします。
 
河北新報記事
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仙台地裁、会場使用不許可認めず 金剛山歌劇団公演

 在日朝鮮人でつくる金剛山歌劇団(東京)が公演を予定していた仙台市民会館(青葉区)の使用許可を市が取り消した問題で、仙台地裁は24日、取り消し処分の停止を決定した。仙台公演は予定通り9月3日に実施される見通しとなった。

 仙台公演実行委員会が2日、処分の執行停止を求める仮処分を申し立てていた。小野洋一裁判長は、使用不許可は(1)施設の管理上の支障が客観的な事実に照らして具体的・明白に予測される場合(2)警察の警備などでも混乱を防止できないなどの特別な事情がある場合―に限られると指摘した。

 その上で「拉致問題や核開発疑惑で北朝鮮や在日朝鮮人に厳しい感情を持つ者による抗議・妨害活動を市長が予測したことに主観的根拠はある」とする一方、東京都で5―6月に2回、歌劇団の公演が混乱なく実施されたことなどを挙げ、「具体的な混乱が生じる特別な事情は認められない」と述べた。

 また、正当な理由のない利用拒否は「憲法が保障する表現・集会の自由の不当な制限につながる」とした。

 実行委は3月9日、市民会館大ホールの使用を申請。市はいったん許可したが、6月5日に「昨年の公演での妨害行為や最近の国際情勢を踏まえると利用者や周辺に混乱が生じ、管理に支障が出る恐れがある」との理由から許可を取り消した。

 実行委の朴広基会長は「決定は大変うれしく、心から歓迎する。仙台市や警察と緊密に連携し、公演の平穏な開催に万全の態勢を整えていきたい」と話した。梅原克彦市長は「裁判所の判断は極めて残念なものと受け止めている。決定書の内容を精査し、市の対応を決める」とコメントした。

 実行委は仮処分申請と同時に、市に不許可処分の取り消しを求める訴えも起こした。地裁決定を受け、市に慰謝料を求める請求に変更して訴訟を続ける方針。

2007年07月24日火曜日
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河北新報記事
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http://www.kahoku.co.jp/news/2007/08/20070810t13035.htm

金剛山問題 特別抗告を正式断念 仙台市長「決定受け入れ」

 在日朝鮮人でつくる「金剛山歌劇団」(東京)が公演を予定していた仙台市民会館(青葉区)の使用許可取り消し問題で、同市は9日、市の即時抗告を棄却した仙台高裁の決定を受け入れ、特別抗告しないことを正式に決めた。これに伴い、公演は予定通り9月3日に行われる。

 梅原克彦市長は「仙台高裁の決定は残念だが、受け入れることにした。安全面を含めて市民生活に支障を来すことのないよう万全を期す」とのコメントを出した。

 仙台市は、特別抗告を見送った理由として(1)特別抗告は高裁の決定に憲法違反か解釈の誤りがある場合に限られる(2)公演開催日が近づいており、裁判を長引かせるより公演を安全に行えるよう対応を切り替えた方が現実的―などを挙げている。

 仙台公演実行委員会の朴広基会長は、市の決定について「裁判所の判断を重く受け止めてくれたことを歓迎したい」と評価。仙台市議会の赤間次彦議長も「特別抗告を見送った市長の判断を尊重したい」と語った。

 一方、これまで実行委の代理人を務めた高橋輝雄弁護士は「特別抗告の断念は当然だ。公共施設の利用を制限する場合の基準は判例で定められており、地裁決定に即時抗告までした梅原市長の責任は大きい」と批判した。

2007年08月10日金曜日
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