片山貴夫のブログ

岡山から発信します。

朝鮮共和国が打ち上げたのはミサイルではない!


異常!マスコミ報道

 政府・マスコミは朝鮮共和国(北朝鮮)の人工衛星打ち上げを「(事実上の)ミサイル発射」と連呼しています。人工衛星とミサイルの違いは発射体(ロケット)の先端に衛星を搭載するか弾頭を搭載するかの違いです。今回、朝鮮共和国は人工衛星打ち上げを世界に公表したのですから、弾頭が搭載されているはずがありません。これを「ミサイル」というのであれば、これまで日本が種子島から行った数多くの人工衛星打ち上げをはじめ世界各国の人工衛星打ち上げはすべて「ミサイル発射」ということになります。

前代未聞!人工衛星迎撃

 人工衛星打ち上げは国際法ですべての国に認められています。それにもかかわらず、政府は(北)朝鮮人工衛星に対して破壊措置命令を発し、地対空誘導爆弾パトリオット(PAC3)を日本の各地に配備しました。人工衛星を迎撃するというようなことは日本以外どの国もやったことがありません。戦争放棄を定めた憲法9条を持つ日本が高い税金を使ってこんな前代未聞の戦争演習をしていいのでしょうか。
 危険性を言うのなら(北)朝鮮人工衛星より米軍輸送機オスプレイの落ちてくる危険性の方がずっと大きいのです。

北朝鮮人工衛星は国連安保理決議違反?

 日米両政府はこう言い方で北朝鮮を非難しています。しかし国連決議よりも国際法こそ優先されるべきなのです。国際法に違反する国連安保理決議採択を強行し(北)朝鮮に押し付けたのはアメリカです。国連決議と言えば何か正義の判定のように聞こえますが実際はアメリカの都合でなされています。アメリカは国連を利用できるときは利用するが、都合の悪いときは国連など無視してイラク戦争を始めたりしています。

むかし「鬼畜米英」、いま「北朝鮮脅威」

 いまの政府・マスコミの(北)朝鮮脅威の煽り方は異常であり、著しく公正さを欠いています。これはきわめて危険な兆候です。現在の日米関係からは考えられませんが70年前、日本がアメリカと戦争をしていたとき政府・マスコミが使った標語が「鬼畜米英」です。この言葉で国民に米英への憎しみを煽り戦争へと駆り立てていきました。排外煽動は戦争の前触れです。

(北)朝鮮の軍事力は日米の百分の一

 だから(北)朝鮮の方から日本に戦争を仕掛けてくることなどありえません。朝鮮共和国は平和条約締結を望んでいるのにアメリカが拒否しています。
「北朝鮮の挑発」という言葉がしばしば使われますが、朝鮮近海などで大軍事演習をして挑発しているのは日米韓の方です。そもそも弱い方が強い方を挑発することなどありえないのです。

ウソも百回言えば真実になる
ナチス宣伝相だったゲッペルス
ナチス宣伝相だったゲッペルス

 ナチス宣伝相だったゲッペルスの言葉です。
いまマスコミが連呼している「北朝鮮ミサイル発射」はまさにこれに当たるでしょう。
 日本では数年前に武力攻撃事態法などの有事法制が成立し、総理大臣が武力攻撃事態を宣言すれば、いつでも戦争体制を敷けることになっています。
 そしてそうなれば、マスコミは政府の発表(大本営発表)をそのまま流さなければならないことになっています。恐ろしいことですが、今回のミサイル発射報道は武力攻撃事態にならなくても、マスコミは政府の指示どおりに動いていることを示しています。

近代の戦争はすべて「自衛」の名のもとにはじめられた

 敗戦後、時の総理大臣だった吉田茂が国会で述べた言葉です(吉田茂は決して革新的な政治家ではなくきわめて保守的な政治家でしたが)。
 日本のアジア侵略戦争も、アメリカのイラク戦争、アフガニスタン戦争も「自衛」の名のもとにはじめられました。
 いま戦争放棄を定めた憲法9条が「自衛のためなら、武力行使も許される」という形に変えられようとしています。この文言は、誰にでも受け入れられそうな文言であるだけに、きわめて危険と言わねばなりません。有事法制が整備され、戦争へのネックは憲法9条だけになったいま、自民党や民主党、維新の会は憲法改正に必死になっています。

戦争は一握りの権力者が引き起こす

 どの国においても、大多数の市民は平和を望んでいます。だから戦争で大儲けを企む権力者たちはなんとかして国民を戦争に駆り出そうとします。その方法は相手国を悪魔のような悪者に仕立て上げる、そして悪い相手から身を守る「自衛」の戦争だと言いふらす、また領土問題などで国民の敵愾心を煽るなどです。
 お互いに何の恨みもない者同士が殺しあうのが戦争です。(北)朝鮮の市民も中国の市民も、みんな我々と同じ労働者市民です。殺しあう必要など全くありません。権力者に乗せられて戦争を絶対にしてはなりません。

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