片山貴夫のブログ

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「<佐藤優現象>批判」が『インパクション』第160号に掲載されました!

インパクション160

 「<佐藤優現象>批判」という論文が、11月上旬発売の『インパクション』第160号に掲載されました。
http://books.livedoor.com/item4755471664.html
 「<佐藤優現象>批判」は、「護憲派」、特に、ジャーナリズム内の「護憲派」が内部から崩壊しつつある(既に崩壊してしまった)ことへの警鐘を鳴らす論文であり、(まとまった形で発表されたものとしては)初めての論文です(恐縮ながら、このブログも参考資料に使用されています)。

 
 片山貴夫個人は『週刊金曜日』の堕落について怒っていただけでしたが、この論文を読んで、問題の根の深さに改めて驚かされました。

 <佐藤優現象>とは、
<佐藤優のような、右翼であり、右派メディアに頻繁に登場して国家主義を喧伝している人物が、全く同時期に、リベラル・左派と一般的に目されているメディアにも登場している現象>です。

 著者の金光翔さんによれば、<佐藤優現象>の本質は、
改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル・左派が再編成されていくプロセス」であるとしています。

「<佐藤優現象>の下で起こっていることは、「日本がファシズム国家の道に進むことを阻止するために、人民戦線的に、佐藤優のような保守派(私から見れば右翼)とも大同団結しよう」という大義のもと、実際には、「国益」を前提として価値評価をする、「普通の国」に適合的なリベラルへと、日本のジャーナリスト内の護憲派が再編されていくプロセスである。こうした存在が、憲法九条とは背反的であることは言うまでもない。」(「<佐藤優現象>批判」)

 このような「人民戦線」は、対北朝鮮戦争肯定派を「護憲派」として取り込む一方で、在日朝鮮人を排除した「国民戦線」にほかならないと、筆者は正しくも暴露しています。それは、(佐藤優も唱導する)在日朝鮮人への弾圧に対しリベラル・左派からの反撃が極めて弱かったことの背景のひとつでもあります。

 一読に値しますので、ぜひ読んでみてください(ただし、労働運動自体を否定的に語っているかのように取られてしまいかねない文言もあり、いまだ語り尽くせていない事柄については今後に期待したいです)。

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