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メモ7 韓国のジャーナリストも、「日本唯一のクオリティマガジン」であるはずの『世界』(岩波書店)を見限りはじめている?


  岩波書店が自らの雑誌『世界』に対し、「日本唯一のクオリティマガジン」(同社ホームページ)と自画自賛していることには少々あきれています。自身が本当に、「唯一」の存在、あるいは第一人者であったとしても、[他人が言うのではなく]自分で言うのは夜郎自大というものでしょう。
   「【取材日記】侵略反省する「日本のシュピーゲル」はないのか」(※1)という、韓国紙・『中央日報』記者の記事があることに気が付きました――雑誌『世界』を知らないはずはないでしょう。「シュピーゲルのような努力がいっそう求められる」と書いている『中央日報』記者は、[『世界』、『週刊金曜日』といった]名指しこそ避けているものの、<日本には、侵略を反省する雑誌=クオリティマガジンが存在しない>と言いたいのでしょう。
 もちろん、韓国紙には和田春樹などの「日本の知識人」に期待する記事が目立ちますが、日本の「リベラル」雑誌の集団転向、知的頽廃に、韓国のジャーナリストも(ある程度)気が付いているのではないでしょうか?――心の中では『世界』、『週刊金曜日』を見限っている韓国人もけっこう居るのではないでしょうか?
  佐藤優や民主党政権などにすりよって陋劣な<政治運動(政治ごっこ)>をするのは、もうやめにして、ジャーナリストの本業に戻り、日本による侵略の事実を、地道に、詳細に、調査し暴露し報道することに全力を注ぐべきです。

  朝鮮学校を高校無償化から排除したことは(政治家・マスコミによって垂れ流された「議論」「報道」の多くからして)、政府・与党による在日朝鮮人差別の扇動そのものです。日本の政府は、在特会と大差ない存在になってしまいました。「改革」政権の顔をして、日本社会に排外主義を公然と植え付けたのが鳩山政権であることは、はっきりさせておく必要があるとおもいます。小沢一郎と鳩山由紀夫は、(朝鮮侵略戦争を熱望し、あきらめていない)中井洽(ひろし)などの民社、極右勢力を、民主党から追放することすらしないことが明白になりました。
  (いかなる階級闘争の背景も無い)資本家と御用組合(連合)の鳩山政権が、所得再分配を行なうはずもなく、不平不満をそらすために容易(たやす)く使える対「北朝鮮」排外主義を、永久的に温存・強化し続けることは確実です。
  民主党政権をそれでも擁護するべきであると考えている、日本の「リベラル派」、「左派」は、「自分で自分をごまかしている」としかおもえません(『世界』、『週刊金曜日』に重用されている山口二郎の言説を参照されたし)。
   とても残念なことに、新社会党ですら、鳩山政権打倒を掲げず、<それでも、連立政権内部に社会民主党=「護憲の議席」を増やさねばならない>と考えています―政権支持率も暴落しているのに、「連立離脱」すらしない社民党にしがみついていて、いったい何の得があるというのでしょう?

 政治家、高級官僚という重き立場の場合、汚職事件で無実を証明する道義的責任は、本人の側にあるはずです。無実であることを客観的に証明するという報道姿勢ではなく、汚職事件の当事者の主張を一方的に垂れ流す「国策捜査」プロパガンダは、「ジャーナリズム」ではなく、ただの<政治ごっこ>にすぎません―民主党なり新党大地なりの機関誌であると、最初からハッキリそう名乗っているのであれば、それでもよいでしょうが―。<擁護したいから>という政治目的がミエミエの、<身内にしか通用しない論理>を語るだけの自称「ジャーナリズム」を信用するのは、大衆ではなく、半端な政治意識とプライドをもった亜インテリでしょう(※2)。
   「小沢一郎の金権政治は存在しない」と、本気でそう思っているのならば、それでもよいかもしれませんが、――民主党政権を擁護しようと「国策捜査」論をプロパガンダし続けている「リベラル派」、「左派」に対して、大衆は、「左翼は、ただのマキャべリストだ」と考えるようになるでしょう。
 佐藤優現象は、日本社会の知性自体をも劣化させてしまいました(※3)。

(※1)
ところで岩波書店は、731部隊展、朝鮮侵略展のような企画を、会社としてどのくらい行なっているのであろうか?――『シュピーゲル』はホロコースト展を行なっている。


中央日報,2010.03.15 10:11:00
【取材日記】侵略反省する「日本のシュピーゲル」はないのか
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=127176&servcode=A00§code=A00

(※2)
佐藤優および彼の支持者は、どうして再審請求をしないのであろうか?

(※3)
そもそも、<現在の佐藤優にしか出来ない仕事>というのは、もはや何も無いはずである―外務省勤務時代に自身が知り得た秘密情報を、全て具体的に告白しない限り。最近の佐藤優の書く内容が、ほとんどキッチュであることぐらい、一人前の編集者であるならば充分に認識できるはずである。最近、『liber studiorum a.k.a アンチ福岡伸一BLOG』で知ったが、佐藤優はオカルト・ライターにも諂(へつら)い、科学的な議論さえも否定するような人間である。
「イエスの復活」を信じるのと、「人類が月に行った」と信じるのは、権利的に同格なんです。ところが、復活を信じる人は何とも言われないで良き市民として扱われています。人類が月に行ったことなどないと 信じている人は、それに関しては「トンデモ論」だと言われるのはおかしいと思います。(下線は片山貴夫)
―というデタラメな議論(?)をしているそうである。
 今なお佐藤を重用する『世界』、『週刊金曜日』の編集者たちも、反知性的になっているとしかおもえない。

2010年3月23日 (火)
佐藤優と「偏微分(笑)」・トンデモのお友達編
http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-4916.html



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