片山貴夫のブログ

岡山から発信します。

「国策捜査」論者の言い分が通った暁には・・・


 佐藤優などによる「国策捜査」プロパガンダがこれ以上続いた場合、ジャーナリズムだけでなく、私たちの拠って立つ民主社会の文明自体が無くなるはずです。鈴木宗男と佐藤優のつくる諜報機関が「ジャーナリスト」と結託し、政府与党の秘密悪を揉み消すような、スパイ政治+汚職大国ニッポンにされることは必定です。
 その上「国家機密」(もちろん、何が「国家機密」であるのかを決めるのは政府・官僚である。憲法9条によって、どこの国とも戦争しないことが前提である日本に、本来そんなものがあってはならない!)をリークすることに対しては、監視と厳罰が為される日本になります。(時事通信記事を読んで震えが止まらなくなりました。※1)―青木理は公安を専門に取材した「ジャーナリスト」なのだから、これぐらいのことは分かっているだろう。
 さらに、活字を比較的多く読む層には、蒙昧主義が覆い尽くすでしょう。
 現に、鈴木宗男と佐藤優は「外務省の外交秘密文書が日本共産党に流れた」ことに憎悪を公言しています(※2)。
 鈴木、佐藤を擁護する政治ごっこをしてきた「ジャーナリスト」は、(政府の隠された悪を追及する、清潔な野党として期待された)日本共産党に投票した市民を根本から侮辱しています。
 さらに、議会政治の拠って立つ基盤をも脅かしているのです―岩波書店労組には日本共産党員も居るはずですが。
 それだけでなく、(反人民的な国家機密に挑戦して、社会的に抹殺されたジャーナリストである)西山太吉さんを鈴木・佐藤らと同列に扱うことにより、大衆を二重三重にも欺瞞しているのです。
 《検察の暴走》を声高に唱えている佐藤優が、一方で、(検察よりも恐ろしい行為・結果を招くことは必定である)諜報機関によるスパイ活動を「インテリジェンス」として積極的に認めていることに欺瞞を感じていない「ジャーナリスト」および読書人は、知的に完全崩壊しています。
 社会民主党も、前・衆議院議員の保坂展人が、「国策捜査」言説を語り鈴木宗男を擁護しているので、完全に終わっています(※3)。
 それにしても『世界』や『金曜日』などが、「落合信彦」と同じ場所に行き着くとは、世も末です―自らが愚かになるだけでなく、社会の知性自体をも空洞化させている!片山は、連中が空虚で卑怯な言辞を玩び、知性自体を冒涜したことを永久に赦さない。


---------
(※1)
「国策捜査」論者の言い分が通った暁には、絶対こういうことになる。―だけでなく、これが当たり前になる!

時事通信記事
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010091300879
情報源特定で「違法調査」=大統領府がメディアに圧力-仏紙

 【パリ時事】サルコジ仏大統領への違法献金疑惑に関連し、13日発行の同国有力紙ルモンドは、捜査情報を同紙に漏らした当局者を特定するため、大統領府が情報機関を使って通話記録を調査させていたと報じた。同紙は、大統領府の行為が報道機関の情報源秘匿を保障する法律に違反したとし、提訴する方針。
 ルモンド紙は、大統領府による調査にはメディアを威嚇する目的があったと主張している。これについて大統領府は、AFP通信に対し「(情報機関に)いかなる指示も与えていない」と調査の事実を強く否定した。(2010/09/13-22:38)

---------
(※2)
『ムネオ日記』、 2008年6月24日(火)
http://www.muneo.gr.jp/html/diary200806.html
「20日のムネオ日記に、外務省の小寺元ロシア課長が国際情報統括官として本省に戻ってくると書いたが、このことについて佐藤優さんも23日の東京スポーツのコラムに書いている。以下、全文を紹介したい。
――
「私も差し違える覚悟 外務省と共産党の関係を国会質疑に 極秘文書漏洩の真相を知りうる小寺次郎氏が本省へ」

 物事には筋がある。2002年の鈴木宗男バッシングのとき、外務省は筋をおかしくするようなことをした。外務省の外交秘密文書が日本共産党に流れた。日本共産党は革命を指向する政党である。これに対して、外務省を含む政府は、日本国家、日本の資本主義体制を擁護するのが仕事だ。採用面接で、「私は共産党員です」と申告すれば、どんなに成績がよくても外務省はその受験生を採用しない。組織としての筋を通すためだ。」

---------
(※3)
『保坂展人のどこどこ日記』、2010年09月09日
鈴木宗男氏「失職・収監」で国策捜査の検証を
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/15996b1c92645760dbeb29b9d010e9d1
 昨日は鈴木宗男衆議院議員(衆議院外務委員長)の事件で最高裁の上告棄却があり、失職・収監が決まった。2002年当時、私は鈴木氏を「疑惑の人」と見て追及してきた立場だったが、その後の『国家の罠』(佐藤優著)に出てくる「国策捜査」をめぐる構図を見て、私たちの追及も、メディアスクラムと呼応した「予断と偏見」を前提にしていたことを強く感じるようになった。昨年の総選挙では、鈴木宗男氏で駅頭応援演説や地元でのシンポジウム出席をお願いした。

 刑事被告人である鈴木宗男氏が衆議院外務委員長であることについて、「民主党の見識を疑う」などの一般論のコメントが渦巻いている。しかし、鈴木氏が「日米密約問題」に真っ正面から取り組み、沖縄返還にかかる日米密約の解明に取り組んだ熱意と手腕は正当に評価されるべきだ。当時,ジャーナリストとして「日米密約」の事実に迫った元毎日新聞記者西山太吉さんは、国家権力の中枢から逆告発されて「国家公務員法違反」などで逮捕される。

 すでに昨年7月に亡くなった元参議院議員佐藤道夫氏は、東京地検特捜部でこの事件の起訴状を書き、西山記者が情報を外務事務官の女性から情報を取得したことを、「女性事務官をホテルに誘って、ひそかに情を通じ、これを利用して」という言葉で「世論の流れ」を変えたと述懐している。本来であれば、国民と沖縄県民を欺いた「日米密約」が問われた事件は、記者と女性事務官のスキャンダルがすべてであるような風潮がつくられた。佐藤元特捜検事の思惑通りに、時の自民党政府も「密約」にはその後も「知らぬ、存ぜぬ」とシラをきり通した。

 政権交代後、岡田外務大臣の指示で外務省が調査をした結果、この事件のテーマとなった「日米密約」も本当だったことが判明した。歴代政府は嘘をつき続けてきたことになり、鈴木氏もかってはそのひとりだった自民党支配は、政府・与党と捜査権力が世論操作も平然と行なって、「事実にフタをする」役割をしてきたことも明らかになった。

鈴木氏の事件で最高裁は「上告棄却・収監」という予想された結論を出した。しかし、「国策捜査」が狙えば誰でも陥れることが出来る怖さを持っていることも、よく知られるようになった。政権交代が本物なら、鈴木氏の事件も含めて、「政府・与党」と「捜査権力」の癒着はなかったのか。徹底的に検証するべき時が来ているのではないか。

--------- 

     同志社大校友会で佐藤優とツーショットで写る
     「市民派」岡山県議・横田悦子。
     (同県議のブログ、2010年05月28日より)
      岡山県議会議員 横田えつこ
彼女は護憲派の支持を集めて当選してきたが、民主党と会派を組んでいる。
「みどりの未来」の中心的人物の1人である。
(最近については知らないが)彼女の事務所では『週刊金曜日』を販売していた。また、事務所のスタッフの1人が、憲法集会に来て『金曜日』を会場で売っていた。
彼女は、永住外国人地方参政権付与に事実上反対する意見書に賛成している。
「問題」があることを知りつつ、「粛々と同意」したとのこと。
岡山県議会の、この排外主義決議には、自民党から民主党、共産党までが賛成し(新社会党、社民党は議席が無い)、1人の県議を除いて、ほぼ全会一致であった。とても恥ずかしいことである。
もちろん、在日朝鮮人自身による参政権反対の立場があるが、日本国民の側から「反対」を決議するのは、(語調を弱めていても)排外主義そのものである。
抑圧民族の側が、被抑圧民族の権利要求に反対する(しかも挙国一致で)のは、排外主義にほかならない。
同県議のブログ、2010年02月19日(金)より
http://yaplog.jp/e-yokota/archive/1233
「2月議会を控えて、スケジュールが詰まってきました。
「永住外国人地方参政権付与」に関する政府向け意見書案は、自民党から出された文案ではありますが、「付与反対」でもなく「地方に影響あることだから、政府が勝手に議論を進めないで、地方の意見も良く聞くように」といったものでした。
本会議初日にどうしても意見書を出さねばならない必然性はないこと、質疑も討論もなく「採決」しようとするのはあまりに横暴、この2点については問題は残りますが、粛々と同意はしました。」


永住外国人への地方参政権付与の法制化議論に対する意見書
http://www.pref.okayama.jp/syokyoku/gikai/09-H2202-06.htm#hatugi-h21-15

↑語調を弱めているものの、「永住外国人への地方参政権の付与は、民主主義の根幹に係る問題である」と、あたかも外国人参政権が民主主義を脅かす問題であるかのように言っている。


ウィキペディア「自治・連帯・エコロジーをめざす政治グループ・蒼生」(2010年より9月15日22時頃閲覧の記事)より
「反グローバリゼーションとエコロジー社会を掲げ、レイシズムやナショナリズムに対して反対する、としている。しかし党員である横田えつ子岡山県議会議員(みどりの未来)は外国人参政権反対意見書の採択に同意するなど、党内での排外主義・国粋主義に対する温度差は激しい。ナチス政権では国家社会主義とエコロジーは分かちがたく結びついており、エコロジーを標榜するグループがレイシズムやナショナリズムと親和性があることは驚くには当たらない。」

↑無署名編集のウィキペディアであるので、全部が正しいとは限らない。
横田県議自身が、(新左翼グループである)「蒼生」の「党員」であるのか否かについて、確認していないので、私は知らない。
秘書的立場にある事務所スタッフは、確かにその党員であるが。 
      

          
スポンサーサイト

*Trackback

トラックバック URL
»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

鈴木宗男と<佐藤優現象> 1

8月7日、最高裁は鈴木宗男の上告を棄却する決定をした。これで鈴木宗男の有罪は確定

Menu

プロフィール

片山貴夫

Author:片山貴夫
sihen45@yahoo.co.jp

最近の記事

最近のコメント

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索